2009年08月27日

売れないとは思うけど注目したいNetWalker

A6サイズ、409グラム、OSはUbuntu、約10時間のバッテリー駆動、約3秒でクイック起動、予想実売価格は4万5千円くらい。

なんて眩しい言葉が並ぶSHARPのモバイル端末、NetWalkerが気になって仕方ない。ポメラを持ってなかったら飛びついてたと思う。

間違ってVistaを載せてしまったどこぞのスタイリッシュなノートパソコンよりも(新しいのはXPでしたっけ)、余程興味をそそられる品物なんだけど、実際のところ使い心地はどうなんだろう。


公式サイトの仕様一覧
http://www.sharp.co.jp/netwalker/spec/index.html

IT Mediaの紹介記事
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0908/27/news060.html

週間アスキーのレビュー動画
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/011/11725/


レビューの内容を読む限りでは、キーボードはポメラより小さく、物書き系の人には向かないっぽい。

ただ、自分はEvernoteを使ってるのでその辺の同期は楽になりそうだし、Ubuntuなら出先でプログラム書くのも自由自在。

まぁ、そのうちWi-Fi対応のMicroSDが出そうだし、最近はポメラでコード書く技も習得しつつあるので、その辺の差は技で埋められそうだけど。


あとは週間アスキーの記事のタイトルに心が揺れまくりました。

「ザウルスの血統は生きているか!?」

なんて破壊力のある言葉なんだろう。

2009年08月25日

はてなブックマークを使い始めた

最近、はてなブックマークを使い始めた。職場で気になった記事とか、自宅で気になった記事とかを適当に放り込んで、どっか空いたタイミングで読めるので、割と便利。

使い始めてそれほど経ってないけど、30件くらいブックマークが溜まっていた。

現状、こんな感じ
http://b.hatena.ne.jp/mwsoft/

WEB製作者にとっては使えるブックマークになってきた気もする。

人のブックマークを追えるところも、また良い。人が評価してるものはそれだけ良いものが多いので。

もっと早くから使っておけば良かった。

そういえばうちのブログをブックマークしている人もいるようだ。特にPythonとRubyの比較のブックマーク数が多くて、その割にあの記事のソースは相当いい加減だったし若干恣意的な部分も無くはないので深く反省した。

2009年08月24日

テキストを速く読む方法を考え中

最近、WEB上の文書に目を通すことが多いのだけど、それらをもっと速く読めれば楽になるんじゃないかなぁと思い、こんなコードを書いてみる。

テキストリーダー
http://www.mwsoft.jp/programming/webtools/text_reader.html
開始ボタンを押すと、テキストボックスの中に入れた文字列が、指定秒ごとに順送りで表示される。

さらっと書いただけなのでいろいろ改善点はあるけど、とりあえず動いているはず。


流し読みをする時は、普通に読むより速く読めそう。特に「視線の移動」と「画面のスクロール」という無駄な要素が省けるのと、静的な状態よりも人の意識を覚醒しやすい点がプラス。

ついでに速読の練習にもなりそうな気がする。というか、こういう速読用のソフトとかあった気が。

ただ、ずっとこれで読んでたら瞬きをしないので目が痛くなった。スライダーとか使ってもう少し速度や動きを調整できれば良いのだろうけど。

2009年08月21日

日記的なもの

1週間が終わりました。

昼休みを睡眠にあてて、昼食はカロリーメイトで済ませ、カフェインと栄養ドリンク大量摂取で乗り切る、なんていう久々にプログラマらしい日々を過ごしてみました。

仕事は定時で上がってるんですが、プライベートで何かと用事があって。いい年して何やってんだか。

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2009年08月20日

今日の一言

Chromeのアイコンだと思って押したら、VisualStudioだった

2009年08月19日

ほかごと中

プログラムとは別系のやらないといけないことがあったのでちまちまとやっていたのだけど、今日辺り終わるかと思ったら全然間に合わなかった。いつ終わるんだ、これ……

人生、モジュールの製作時間を見積もるようにはいかないものですね。

2009年08月13日

脆弱性の男

主はオリーブ山へ行かれた。

朝早く、再び神殿の境内に入られると、民衆が皆、御自分のところにやって来たので、座って(※訳注 おそらくLISPか何かを)教え始められた。

そこへ、COBOLerたちやVB派の人々が、脆弱性を出した咎で捕らえられた(※訳注 眼鏡をかけた痩せ型の)男を連れて来て、真ん中に立たせ、主に言った。

「先生、この男は脆弱性のあるソフトウェアを世界中に売りつけている時に捕まりました。こういう経営者は石で打ち殺せと、FSFは律法(※訳注 実在するか不明)の中で命じています。ところで、あなたはどうお考えになりますか」

主を試して、訴える口実を得るために、こう言ったのである。主はかがみ込み、指で地面に何か(※訳注 おそらく脆弱性検証用のコードを)書き始められた。

しかし、彼らがしつこく問い続けるので、主は身を起こして言われた。「あなたたちの中で脆弱性のないシステムを作ったことがある者が、まず、この男に石を投げなさい。」

そしてまた、身をかがめて地面に書き続けられた。

これを聞いた者は、実務経験が長い者から始まって、一人また一人と、立ち去ってしまい、主ひとりと、真ん中にいた男が残った。

主は、身を起こして言われた。「ビルよ、あの人たちはどこにいるのか。だれもあなたを罪に定めなかったのか。」

男が、「だれも」と言うと、主は言われた。「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。これからは、もう罪を犯してはならない。」



こうして男は経営者の座を退き、慈善事業に注力することとなった、というお話。

原文はこちら : http://tokyo.catholic.jp/text/senkyoshiboku/hint/2007/text0325.htm

2009年08月12日

GoogleとBingの長短が見えるFirefoxのアドオン

久々に「これは使っておくべきだ」と思えるようなアドオンを見かけました。

GoogleとBingの検索結果を同時に表示できるFirefoxアドオン「Bing & Google」
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/12253


Microsoftの反撃の一打。これまでと比べて評判も上々な検索エンジン、Bing。
Googleとどっちを使うべきだろうと悩んでいる人もいると思いますが、これを使えば、BingとGoogle、どちらが自分に向いているかが体感的に判断できると思います。


インストールすると、Firefoxの検索ボックスに、Bing & Google用の検索情報が追加されます。Firefoxの再起動はいらないので、追加は一瞬です。

bing_and_google.jpg

それを選択して検索すると、フレームで区切られた画面が表示され、左にBingの検索結果、右にGoogleの検索結果が出ます。


ざっと使ってみた感じでは、提案力はBingが良く、打ち間違いに対するフォロー性能はGoogleが良いです。

うちのクライアント情報だと、Googleは日本語のサイトを上位に出してきて、Bingはそれよりも英語サイトを多めに出してきます。英語の公式サイトに行きたいのにGoogleで検索すると割と下の方に出ることに首を捻ったら、Bingの好感度がアップする瞬間かもしれない。

検索してから表示されるまでにかかる時間は、Googleの方が若干速いです。その辺はGoogleの得意分野か。でも、ストレスを感じるほどの差ではないです。

それからGoogleの方が検索結果に出る内容のバリエーションが豊かです。同一サイト内で複数のページを表示したり、動画や画像、ニュース、地図なんかも表示する。Bingも画像は出るけどGoogleより控えめ。この辺は好みが分かれそう。


個人的な結論としては、どっちも一長一短という感じで、Bing & Google使って両方の検索結果を同時に閲覧できる状態が一番良いかなぁと思ってしまいました。

尚、Bing & Googleは、検索結果をそのままクリックすると、フレーム内だけ遷移してしまうので、移動後にGoogle Onlyをクリックするか、Ctrl + クリックとかホイールクリックで新しいタブとして開いてあげないと見づらい。同一ドメインに飛ぶ時以外は自動でフレームクリアしてくれると良いなぁ。

あと、検索内容によってはGoogleの検索結果が最後まで表示されないことがあるけど、その辺はご愛嬌ということで。

2009年08月07日

IE6はそろそろ捨てましょう的なサイト

JavaScript好きな人間には敵でしかないWEBブラウザ、IE6。

getElementByIdと書いたのにnameを取ってきたり、イベントの実行順序が意味不明だったり、動的にイベントを追加するとメモリリークを起こしたり、png画像を表示すると透過されてなかったり、セレクトボックスの上に要素を置くためにわざわざiframeを使わなければいけなかったり、いちいち記法が標準と違っていてif(ie6)的なことを書かなければいけなかったり、デザインを揃えようとするとCSSが醜く汚れていったり、レンダリング速度もJavaScriptの実行速度も破滅的に遅くて他のブラウザなら一瞬で表示されるのになぜかこいつだけ10秒くらい実行時間がかかってクライアントからクレームなんてこともザラにある、IE6。

そんな子を捨てようというキャンペーンをやってる記事を見かけました。


「IE6はもういらない」――Web企業が撲滅キャンペーン
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0908/06/news031.html

シェアがあるから対応する → シェアが減らない
という負の連鎖もあると思うので、サポートを廃止するサイトが増えていけばいいなぁ、と。業務以外ではIE6を使う必然性はないし。


YouTube、IE6のサポート終了をアナウンス
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20090717_303303.html

DiggとYoutubeはサポート終了の方向のようです。Gmailでは乗換えを促す表示がされるとか。どれもそれなりにシェアのあるサイトなので、これでユーザが動いてくれれば良いのですが。


IE6ユーザへのアップデートをスマートに促すことが可能な「ie6update.js」
http://phpspot.org/blog/archives/2009/07/ie6ie6updatejs.html

紹介されてるサイトに書いてある言葉。「Help kill
Internet Explorer 6」。気持ちがよく伝わってくる言葉です。


IE6のサポート終了はいつなのでしょうか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1320402973

2014年までセキュリティパッチが配布されるそうです。ええ、あと5年も先です。それが過ぎてもまだIE7は残ります。
IE7が消える頃には、WEBがPCよりも携帯端末を重視するようになったり、他のOSが頑張ってWindowsのシェアが下がるといった現象が起きてそうな気もします。



ライトユーザ的にはブラウザなんてどれでも良くて、一番使い慣れてるのがIE6だったらそれでいいやというところだとは思うのですが、作ってる側としてはホントに厄介な子なので、なんとかなって欲しいなぁと、そう思います。

2009年08月05日

マネーボールを読む

今日は知り合いと映画を見に行って、帰りにブックオフに立ち寄る。そこで立ち読みを始めたらいつの間にか23時になっていた。恐るべし、ブックオフ。

読んでたのはマネーボール。少し古い本ですが、当時は結構話題になってました。

メジャーリーグの中で下から数えて何番目という低予算クラブ、アスレチックスが、数年にわたってヤンキースと同等の成績を残したことを取り上げたお話。

「チームの得点と打率には因果関係はない」とか「チームの得点は、出塁率+長打率÷3」に比例する(最近はNOIと言われてるヤツ)という、今では割とポピュラーなデータを使うことで、実際よりも低く評価されている選手を割り出し、その選手を得ることで低予算でチームを強化する。

ノーアウト一塁とワンアウト二塁のケースを比較した際では、ノーアウト一塁の方が得点率が高いことから、送りバントは無駄な行為として禁止。アウトになる機会を減らす為に盗塁も禁止する。

そういう統計、確率に頼ったチーム運営をすることで、低予算でも好成績を収めることができたという話である。

こういう公式の深みにハマると、相手投手のDIPSによって送りバントの効率は変化するのかとか、盗塁成功率は何%以上であれば得点率上昇に寄与するのか等、さらなる分析をしたくなるのが人の常で、セイバーメトリクスで検索すると実にたくさんのデータが出てくる。

実際に昨年のセリーグのデータをから、チームのシーズン総得点、NOI、打率を並べるとこんな風になる。

チーム得点NOI打率
巨人631.465.266
ヤク583.456.266
阪神578.459.268
横浜552.451.266
広島537.441.271
中日535.446.253


完全に比例はしないが、打率よりは関連が深そうな数字だということが分かる。


こういう数字を見ると、統計データと自分が感じている感覚がどれだけズレているかを再認識できます。統計も時には嘘をつくので(集計した範囲において偶然発生した特徴を拾ってしまったり、数字は正しいがそこから結論を導き出す間に飛躍があったり)、何が真実なのかは正直よく分からない。

この世界は、経済学者は経済を正確に理解できていないし、物理学者は全ての物理的な現象を解明してはいないし、政治家はどの政策を実行すれば景気が回復するか分かっていないし、プログラマは作り上げたシステムの全てのコードがどういった演算をCPUに課しているのか知らない(たいていの場合は全コードを把握しきれてもいない)。

医者は何が健康に良いのか確実に判断できるわけではないし、トレーダーは株の正しい値段を知っているわけではないし、法学者は全ての法律をそらんじているわけではない。

自分はそういったとても無知な存在であるわけだけど(もちろん野球に関する知識は素人だし、本業のプログラマとしてすら中途半端だ)、1つでも多くセオリーを知っておけば、五分五分の確率であるはずの賭けを七分三分で勝てるくらいには引き上げることは出来ると思う。麻雀をやる時に、闇雲に打つのと壁や初牌あたりを意識しながら打つのとでは、振り込む率が変わる程度には。

2009年08月04日

GoogleMapsAPI V3のカスタムオーバーレイサンプル

昨日の鳥と戯れている際に、カスタムオーバーレイの使い方を勉強したので、まとめてみた。

http://www.mwsoft.jp/programming/googlemap/google_map_v3_custom_overlay.html


鳥の方はsetCenter連打してるとリクエストの発効され具合が怪しかったので、スクロールを使用する方式に変更。

リクエスト数は減って動きもマシになったけど、地図の位置を変更する際に画面が一瞬大きくブレる。さて、どう回避するか。でも、まぁリクエスト数も自然だし、飛んではいるからいいか。

2009年08月02日

Googleマップ上にラーミアを飛ばしてみた

来週から少し早い夏休みが取れることになったので、今週末は心置きなく徹夜プログラミング。プログラムは夜通し組むに限りますな。

今日はGoogleマップを使用した実用的なサンプルを作ろうと思い、リファレンスを見ながらちまちまコードを試していたら、いつの間にかこんなものが出来上がってしまった。


GoogleMapAPIの上を鳥が飛んでいく(注意:音が出ます)
http://www.mwsoft.jp/programming/googlemap/google_map_v3_lamia_ff.html

IE6等position:fixedが使えないブラウザはこっち
http://www.mwsoft.jp/programming/googlemap/google_map_v3_lamia.html
矢印キーを押すと、鳥が動きます


なんというか、実用的な匂いがさっぱり漂ってこない代物になってしまった。。。

その割に作るのはけっこう苦労していて、単純にposition:absoluteの画像を真ん中に置けば良いかと思いきや、そのまま置くと透過部分がうまく地図を透かしてくれなかった。

その為、鳥の画像をカスタムアイコンとして設置し、マップに対してset_centerして、それと同じ座標でアイコンに対してset_positionをしていたりする。


残課題
・コントロール部分が文字だけで分かりづらいので画像で見栄え良くする
・上に向かって飛ぶ時の画像が素敵過ぎる状態を解消する
・Speed downを連打すると逆送し始める
・ズームイン、ズームアウト時に鳥の画像サイズを変更する
・デフォルトを航空写真にしてるけど、Hybridの方がいいかも
・Move stop後、ストップ前と同一方向キーを押しても再発進しない
・毎回set_centerしているとアニメーションがスムーズにいかないので、画面より大きいMAPを保持しておいて、ブラウザのスクロールで移動しつつたまにポジションを入換えるようにした方が良さげ

などなど、たくさんある。たぶん手をつけずに放置。


2009/08/05追記
setCenter時のリクエスト量が変だったので、3画面分を先読みしてスクロールする形に変更。1.5画面分くらい飛ぶごとに画面がガクッとなる……

2009年08月01日

日記的なもの(2009/07/31)

ビル・ゲイツが苦戦した問題というのを見かけた。
http://blog.lv99.com/?eid=654609

自分は90回ほどチャレンジして、ようやく突破できた。突破するまでいくつ仮定を出したことやら。ヒントを見なかったらいつまでも解けなかったと思う。

ビル・ゲイツは徹底して数字を見る人らしい。彼が日本の首相になったら面白いだろうなぁと思う。


そういえば、政権交代が近いらしい。IT企業にいる人間としては、交代する予定の党が「請負」に対してどんな政策を打つか。ここは見守ってないとヤバイだろうなぁと思う。

政策次第では、私はまた仕事を失うことになる。

以下、普通の日記