年が明けた。去年の後半はけっこう勉強ができた気がする。
今年は伊豆大島で初日の出を見てきた。自宅以外で年を越すのは久しぶり。いつもは本を読んでたりパソコンを触ってるうちにいつの間にか年が明けてしまっていることが多いのだが。
TIPS的なものをブログに貼る習慣を再開する。理想は1日1つだけど、まあ無理せずぼちぼち書いていこう。それが誰かの役に立って、まわりまわって情けは人のなんとやら的なことになることもあるだろう。
please save us ... save us ...
先日読んだ本で、昔々、システムトレード黎明期(売り買いが人の手で行われていた頃)に誤って大量注文をしてしまったトレーダーが、ポジションを解消できるまで、それが損失にならないことを祈りながら眠れずに過ごす描写があった。
ああいったシーンになった時、私1人であれば「死ぬのも悪くない」と考えるだろう。しかしもし妻や子供がいたらどうだろうか。1人は気楽でいい。ゲームで言えばイージーモードだ。
難易度が上がるなら、上がるなりのプレイの仕方を考えないといけない。その1つの方法としてのブログ、なのだろうか。それで本当に救われるなら良いのだが、網はたくさん用意しておかないと。
今、人工知能と呼ばれているもの(そう呼ぶべきものはまだ存在してない気がする)が何か問題を起こすとして、直近ではどういった事象が起こるか。止められないモリスワームのようなものが登場するシナリオなら想像できなくもない。
限られた条件の中で活動するだけで脅威となり、世界にとって害になるような行動方法を手取り足取り教育するような人間がいる分野において、脅威は発生しやすい。そうした分野というとセキュリティ方面になるよね。
で、攻撃側が発達することでガードする側の人工知能も発達し、ネットワーク関連のソフトウェアには人工知能的な機能を持つプロセスが常駐して攻撃を自動検知し防御するのが当たり前になったりならなかったり。現状でも異常検知+ブロックに対しては多少は使われてるけど、よりインテリジェントな人工知能同士の戦いがそこで繰り広げられるというシナリオは、割とあり得る話ではないだろうか。
その動きを想像してみると、知能と呼ぶに相応しい動きのようなものが見えるような気がする。不毛な分野ではあるけど、それが応用されて自然言語分野にまで役だったりするかも。
2014年12月の進捗
1. Juliaを使えるようになる
最低限使えるところまではやったけど、DataFramesがまだ貧弱でPandasに帰ることにした。素晴らしい言語なので5年後にはもっと発展してそれ系の言語としては主流になってるんじゃないだろうか。
これが流行って開発速度が上がってくれると自分の仕事もだいぶ楽になるので、ちょこちょこ布教活動はしていこうと思う。
2. 論文とか資料を読む
今月はあまり読まなかった。読書中心。
Introduction to Julia - Part 1 | SciPy 2014 | David Sanders
https://www.youtube.com/watch?list=PLP8iPy9hna6T0dEHtj0GZymvT6ODIJWj0&v=vWkgEddb4-A#t=309
Julia紹介動画。前後編で計2時間。英語だけど声が聞き取りやすくて良かった。質問者の声はよく聴こえなかったけど。
The Julia Express
http://bogumilkaminski.pl/files/julia_express.pdf
全13ページのJulia解説PDF。
3. 読書
a. 読む数学
小学生レベルのことから始まって、一次関数、二次関数、三次関数と進んで、数学の問題を少しずつ進めていって、三角関数、微分積分、幾何学と進んでいく。自分くらいの数学脱落者だと、これでも途中少し苦しい。
b. Think Stats
PDFがタダで落ちてるけど、日本語で読んで置きたかったので紙の本を買ってみる。統計の基本的な問題をPythonで解いていく。
c. アルゴリズムが世界を支配する
株や音楽などの分野でアルゴリズムを駆使して成功した人の話をまとめた本。書いている人はエンジニアとしての経験もあるらしく(Yコンビネータの出資で起業したこともあるらしい)、技術面の描写もある程度わかって書いているんだろうなという印象を受けた。
内容は人物の成功譚が多い。大半はそれでいくらの資産を得たとか会社を起こし成功させたとかビジネス的な成功に目が向けられている。技術的・学術的な成功よりも、これでいくら金になったとかどれだけのセールスを記録したという話をしてくれる方が、私のような俗人は興味をそそられやすい。
4. 映画を観る
単調な生活を続けていると老化が早くなるので、なんらかの刺激を入れようという試み。
・スターウォーズ エピソード1〜3
そういえば見てなかったなということで。
小学生の頃にテレビでエピソード4を見て、ダースベイダーごっこ(しゃべる合間にコーホーと言う)とか、ライトセイバーごっこ的なことをした記憶はある。
1〜3についてはファンを強く意識して作られているのだろうか。ものすごいファンというわけでもないので少し入りづらさを感じた。
・マイフレンド・フォーエバー
有名どころも見ておこうということで。この手の映画は個人的にはあまり見ない。多分、ストレートよりも変化球が好きなのだろう。
聞き取りやすい英語だったので字幕が適当だなぁと思いながら見ていたら、最後に「戸田奈津子」と出てきて納得。まあ、でも、字幕って大変な作業だよね。長過ぎると読めないし、文化的に伝わらない言葉は扱いに困るし。
2015年1月の目標
1. Juliaで一般的なアルゴリズムを書く
先月は正規分布とかポアソン分布とかと戯れたので、今月は最小二乗法とかロジスティック回帰とかを書こうかと。
2. 読書
今月はベイズ方面の予定。
3. 映画
先月は直球だったので今月は変化球で行こう。トレマーズとか。自分にはそういうのの方が合ってる。