先月は前半はよく勉強できていたものの、月末に忙しくなり手が止まる。
生活していくためだ。致し方なし。
健康診断に行ってみる。8年か9年ぶり。血液検査と尿検査だけの簡単なヤツ。
若干良くない箇所もある結果。肝臓に負荷がかかっているとか。お酒は週に1度も飲んでないんだけどなぁ。
おそらく外食続きと不規則な食生活が負担になっていると思われるので改善を心がけたい。特に面倒で食事をサボったり、空腹で倒れそうになってからドカ食いしたりとかをしないように。
今年の目標を考えてなかった。
一昨年がダメな1年だったので、去年は月ごとに目標を設定し、達成度を見るようにしてみた。これは悪くない試みだったようで、月末はいつも「やべっ、目標全然達成できてない」と焦るようになった。この習慣は継続することにする。
去年は数式に対する免疫を付けることを目標の1つとしていたけど、基本的な式であればだいぶ親しみを持てるようになってきた。悪くない進み。
今年の目標の1つに子作りがある。これは確率の問題にはなるが、排卵日の周辺は優先して時間を確保するよう意識したい。
次の仕事を探す上で「deep learningを利用した○○をやっていました」という言葉を使えると何かと役立つので、そのへんをやりたい。子供できたら万に1つも仕事なくすとかできんので、武器は増やさんとアカン。
見栄えの良い画像解析系のことも少しできるようになっておきたい。データマイニング系の仕事は経験者が既に中にいる状態なら良いけど、いない状態で募集していることも多く、そうした場合に手っ取り早く絵で「こんなことをやった」と見せられるのは強いと思う。画像解析とdeep learningは相性が良いのでちょうど良いか。
レトロなコンピュータRPGのプレイ動画を見ていて、ファイナルファンタジーの戦闘の変化の出し方は当時としてはかなり頑張っていたのだろうなと思った。
昔のゲームは容量も少ないし変化が出しづらいので、シナリオを進めるにつれて戦闘が単調になってダレてしまいやすい。そこでプレイヤーが飽きないようになんらかの工夫を入れているゲームがしばしば見られる。
FF2は4人目のキャラをコロコロ入れ替えることで、FF3は選択ジョブを増やしていくことで、FF4はキャラ構成をどんどん入れ替えて、FF5は3のジョブにさらにアビリティなどを加えて、FF6は前半でパーティを少しずつ集めていった後、後半でバラバラにして再度集めることで。
シナリオとかシステムではなく、こうしたプレイヤーを飽きさせない配慮が大事なのだろうなと。
読んだ論文とか見た動画とか
Using Neural Networks for Click Prediction of Sponsored Search
http://arxiv.org/abs/1412.6601
リカレントニューラルネット
http://www.phontron.com/slides/neubig15deeplunch01-ja.pdf
読書感想
・ふたたびの微分・積分
高校教育の範囲での微分・積分を解説した本。数式の追い方が丁寧なので、自分でもそれほどつっかえずに追えた。
・実例で学ぶゲーム開発に使える数学・物理学入門
ゲームのアニメーションとかエフェクトとかを通して数学・物理の勉強をする本。実際に動く物体を意識しながら見るとやはりわかりやすい。
・今日からできる! オープンデータ
csvやxml、jsonなんかの説明から始まるエンジニア向けではない本。250円だったので買ってみて流し読みした。特に買うほどのものでもない気がした。
・実践 コンピュータビジョン
まだ3割しか読めてない。かなり細かくアウトプットを出しながら読んでいるので時間はかかりそう。
現在のアウトプット
http://www.mwsoft.jp/programming/computer_vision_with_python/
・夏への扉
SF小説。感想は後述。
映画感想
・ラスト・ターゲット
トレマーズを見ようと思ってTSUTAYAに行ったら品切れで、仕方なく家に返ってGyaoの無料映画を見た。それがこのタイトル。
原題はThe American。イタリアを舞台に命を狙われているアメリカ人の殺し屋が生活する話。派手なアクションはなく、殺し屋の日常といった感じの場面が続く。雰囲気はよく出てるが寝不足の時に見てはいけない。日本人受けは良さそうな気がする。
・トレマーズ
地中から飛び出てくる巨大な蛇だかミミズだかのようなモンスターと戦うB級パニックホラー。よく出来たB級映画はいつ見ても良いものだ。
とりあえずキャラが濃ゆい。2〜3人が濃ゆいとかじゃなく、5人くらい濃ゆいのがいてそれぞれが撃退の中で良い味を出してる。プロット的にもよく出来てる。
・ショーン・オブ・ザ・デッド
ゾンビの原題(ドーン・オブ・ザ・デッド)をもじったタイトルのパニックホラーコメディ。ゾンビモノのポイントをちゃんと抑えつつ、笑いのツボも抑えつつ。
ゾンビが襲ってきて主人公たちが逃げ惑いながら戦っているのに、そのコミカルさに腹を抱えて笑ってしまうという謎の面白さ。
演者の上手さ、店舗の良いカメラワーク、いろいろ重なってうまく面白さが出しているのだろうな。エドガー・ライトの他の作品も後で見てみよう。
読書感想
夏への扉 - ロバート・A・ハインライン
1956年に書かれたSF小説。発明家の男性が事件に巻き込まれたりコールドスリープで未来に行ったりするお話。痛快なエンターテイメント性の高い内容。
驚くべきこととして、約60年前に書かれた作品にはルンバのような自動掃除機が出てくる。機械に家事を覚える(メモリーチューブに記憶させる)ことができる機械も存在する。製図用の機械(CADのようなものだろうか)も産み出されている。
残念ながら現在はここに描かれているほど良い未来にはなっていない。風邪というものはなくなっていないし、家事についても皿洗いは食洗機があるくらいで、すべてを請け負ってくれるような汎用機が産み出される気配はない。
SF作家の想像力は現実の21世紀には及ばないこともあるが、それを超えた発明が産み出されていることもしばしばである。何か新しい商品を企画する際には、こうした作品に目を向けると、この世界でまだ何が為されていないのか意識できるかもしれない。
未来の描写の中で、余剰な労働力に仕事を与える為に、無駄に自動車を多く作り無駄に解体して廃材にするというシステムが出てくる。SFではこうして失業が解説されたわけだが、現実はさてどうなるか。
来月の目標
実践コンピュータビジョンを読む。コードを試しながら丁寧に読んでいるので、来月中では終わらない。目標は4章。100ページまで。
確定申告の準備。提出は3月にするけど、2月中に書類は揃える。
あとは読書と映画をほどほどに。論文は気になるのがあったら読む。