@ITの記事に、こんな情報が載っていた。
Firefoxのタブも、Chromeに似たマルチプロセス化へ
http://www.atmarkit.co.jp/news/200905/08/mozilla.html
といっても、まだ始まったばかりの話で実際に対応が終わるのは何年も先になるようだ。
Fireofxはけっこう不安定で落ちることもあるけど(特にアドオンいろいろ入れると)、素早くリカバーできるのが強みの1つ。落ちるのがタブ単位になってくれれば、尚良い。
他のブラウザではChromとIE8辺りがマルチプロセス化されている。この2つのブラウザ、同じマルチプロセスでも若干の動きの違いがあって、ChromはCtrl+Tで新しいタブを開いた時点ではプロセスは出来上がらず、URLを叩くなりしてリクエストが発生した時にプロセスが発生する。そのお陰で、新しいタブを立ち上げた時の速度が非常に軽快。
IE8は我が家の環境では一度立ち上げたタブを閉じた際に、プロセスが解放されていないように見える。つまり4枚タブを開きうち3枚を閉じても、閉じたはずの3つのプロセスは残り続ける。その分、再度タブを開く際は高速になるようだ。
プロセスを終わらせない場合は、メモリの断片化に関する長所が削がれることになるような気がするけど、どうなのだろう。
しかし比較しながら見ていると、Chromは良く出来ていると思ってしまう。速度へのこだわりがそこかしこに見える。