2009年06月25日

日記的なもの(2009/06/24)

仕事がおもろい。しかし熱中すると疲労が濃くなる。少し疲れが出てきたので、今日は帰宅後、1時間ほどカミュの「転落」を後ろのページから読むという妙な試みをして、だらりとする。chute = chute.reverse。

「ご存じのように、たとえどんな利口な人たちだって、隣の人間より酒を一本余計に飲めることを誇りに思うんですからね」

最近、作中のこの言葉をよく思い浮かべます。そんな風に思うことは好きじゃないのに、気が付くと傲慢な思考がちらほらとよぎる。まったく、不便なものだ。人間というヤツは。

「でもご安心を。今ではもう遅すぎるんです。いつだって遅すぎるでしょう。ありがたいことにね」

「転落」はあまり人には薦めません。痛いから。本を紹介してと言われたら、私は迷わず「論語」を挙げると思います。あれは面白い。5人くらいに薦めたけど、みんな面白いって言ってました。

そういえば最近、ネトゲ廃人のニュースをよく見かけます。自分はそういう生き方をすべきだったんじゃないかと、たまに思います。足を半歩踏み入れてはいたと思うのだけど、度胸がないから溺れる前に身を引いてしまった。

作り物の世界には、隣の人間より酒を一本余計に飲めることを誇りに思わない人間がいます。それは1つの希望だと思います。

明日は蝿の王を読む予定。本当は時計じかけのオレンジが読みたかったんだけど、見当たらない。誰かに貸したままかも。ペストも複雑系も貸したまま返って来ない。誰に貸したかすら分からない。本ってそいうものだよね。

Kindleならそういう問題はなくなるだろうか。書籍はいつか電子化が当たり前になると思う。そりゃ、文庫本をめくる感触は好きだ。だけど、この子たちには1つ大きな問題がある。

うちの本棚はもういっぱいいっぱいです

引越しの時にはやけに重いし、本棚がいっぱいになるたびにどれ捨てるか悩むし、昔は本が増えると洋服の量を減らしてそこに収納するとかいう優先順位だったし。

あと、ハードカバーを持ち歩くのは重かったり、収納袋とかに入れてしまうと目当ての本がどこに入ってるか探すの大変だったり。

そういった問題を考えると、行き着く先は電子化なのかなぁと、そう思いました。

そういえば、絶版図書の電子化がどうのという話が前に流行ってましたが、うちのアレもそうなるのかな。まだ概念的には絶版じゃないと思うのだけど、なんかGoogleに電子化されていつの間にか検索できるようになってたりしたら、若干、晒し者の気分かもしれない。。。