ポスグレが入ったサーバの管理をしていた人にとっては、ちょっとしたトラウマになっているかもしれない言葉。FULLが付くと威力が増すらしい。
PostgreSQLはDELETEしても情報が物理的には削除されずにそのまま残っている。削除されたレコードを物理的に消去する為のコマンドが、この「VACUUM」である。
昔はVACUUMを自動実行する機能がなかったので(中途半端に自動実行を組み込むと、いらんタイミングで実行しやがってと怒られそうだったからかもしれない)、マニュアルに「少なくとも毎晩、定期的にVACUUMを実行することを推奨します」とアナウンスされていたりして、「このDBは手動でなんかしなきゃ運用できんのか」と一部のユーザから不評を買っていたりしたもの。
バージョン8.1から、めでたく自動実行機能が追加され、だいぶ運用的にも楽になったという噂もあったりなかったりなかったり。