2009年11月29日

久々に自作した感想

象さんのスレーブ用として、Atom330のマシンを自作してみる。

BTOの方が安いと思っていたのだけど、用途的にDVDドライブは必要ないし、キーボードやらマウスやらスピーカーももちろんいらない。その割にHDDとメモリを多めに欲しくなるので、BTOだとその辺のカスタマイズ料がけっこうかかって自作の方が安いという試算になった。

ここ数年ほど自作なんてしてなかったけど、IDEがSATAになってスッキリしたなぁくらいで、他はそれほど中身も変わってなくて安心した。

買ったものは以下。

Intel D945GCLF2 \8,480
HDD 1TB \7,450(2年保証付き)
DDR2 SDRAM 2GB \3,880
送料・手数料 \1418
中古屋で適当に買ってきた電源付き箱 \6,800

合計 \28,773

上4つはドスパラの通販。箱だけは秋葉原を適当に歩いてサイズと値段が手頃なのを買ってきた。

HDDが80GBでメモリ1GBのUbuntuマシンなら2万円切る額で作れそう。パソコンって安いなぁ。

DVDドライブがないので、USBにUbuntuインストールしてそこからブートしてセットアップする、つもりだったのだが、何故かUbuntuで作ったブート用のUSBを入れてもエラーになる。他のマシンで使うとちゃんとブート出来たので、BIOSの問題か。USBブート自体は対応しているっぽいのだけど。

仕方ないので、HDD外して他のマシンに取り付けてインストールするというGORIOSHIで解決。インストールしている最中に、エンジニアならネットワークからのブートに挑戦するのがスジであろうとかいう心の声が聞こえた気がしたけど無視した。

箱を買いに行った日に中古屋でCore 2 Duo(一世代前のE4600 2.40GHzだけど)を積んだマシンが\19,800で売られているのを見つけて、こちらも購入。自分が見て回った中では一番安かった。これはサーバのマスタとして使用する予定。

多分、ゲーマーの人が使っていたマシンなのだろう、メモリも2GB積んでいたり、自前のファンを持っている豪勢なビデオカードを積んでいた。難点としてDVDドライブのリードがダメになってるらしいけど、無駄なドライブは外して使う予定だったので全く問題なし。

唯一問題があったとすれば、箱とこの子の重量が合計17kgほどあって、頑張って自前で持って帰ったら物凄い筋肉痛になったということくらいだろうか。

あと、前述のAtom機のファンの音が少し気になったので静音っぽいファンを買ってこようと思う。箱買う時は電源とか値段だけじゃなく、ファンの音も気にしておくのだったと、少し反省した。



追記

わざわざファンを買いに行くのもアレだったのでピンセットでつついて5V化してみる。お陰でだいぶ音も小さくなった。

このマシン構成でこの季節なら、5Vでたぶん問題ないかと。夏場は……この部屋35度まで上がるからなぁ、うちのサーバたちには冬季限定の札でも貼っておくかな。