DM20を持っている人間にとっては全く必要のないアイテムではあるけど、この子の成功にDM30の開発費がかかっている気がするので、なんとなく紹介しておこう。
285g、25時間駆動--キングジムからより軽量、長時間駆動の女性向けポメラ「DM5」
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20408740,00.htm
「ポメラ」に廉価版 ターゲットは女性と若年層
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1002/17/news068.html
dm5の検索結果(Twitter)
http://twitter.com/search?q=dm5
価格は20,790円
DM10は27,300円。DM20は34,650円。DM10よりも7000円減。
DM10は現在、Amazonで14,428円で売られているので、しばらくはこれと同じくらいの価格帯で推移して、最終的には1万円台ジャストくらいにまで安くなったりするのではないでしょうか。
この価格帯なら、新しいユーザ層の発掘も可能かもしれないような気もしなくもないです。
乾電池を除き約285g
DM10は340g。DM20は370g。ということで、だいぶ軽くなっています。
ちなみにNetwalkerは409g。工人舎のPMシリーズが345g。BlackBerryは137g。と書けばなんとなく重さは想像出来るかも。
その代わり、ディスプレイがキーボードの左側に寄った形状になっている。これは現在の折りたたんだ時にスライドするちょっと複雑な構成を単純化したもの。
色は黒に加えて、ピンクゴールドとスパークリングシルバー
今回のモデルは若年層を意識したものなので、色合いも対象年齢を意識したものになってるようです。
私は色とか見てもあまりよく分からない人間なんで(世界は白と黒とゼロとイチがあれば十分)、これが本当に若年層に受けるかは不明ですが。
1ファイルは全角約8,000文字
DM10と同じ文字数なので、メモ書きには十分だけど本格的な文書作成には向かない仕様。
まぁ、この辺はポメラユーザにはいつも通り的な感じだと思います。
初年度目標売上台数、12万台
今回のポメラは軽くて安いがポイントのようです。
DM20はDM10ユーザの乗り換えが主な購入対象になっていたように思いますが、DM5は価格帯を下げることとデザインを改善することで、新しい層(女性・若年層)などにも訴求効果を持っていたら良いなぁというアイテムです。
例えば家にパソコンがなくてブログを携帯で更新してるけど、キーボードがあれば楽だなぁと思っている会社員のAさん(23歳・女性)。
例えば1日100通のメールを書いているヘビーメーラーで、外出時にメール打つのが楽になればいいなぁと思っている大学生のBさん(19歳・学生)。
例えば作家志望で、学校帰りにマックとか喫茶店で文章を打ちたいけどノートパソコンは高いし携帯では少しキツイなぁと思っている高校生のCさん(17歳・小遣い月3,000円)。
そんなユーザが掘り返せたとしたら、12万台も達成できるかもしれないけど、はてさて、そういったユーザはどれくらいいるだろうか。そこはやってみなくちゃ、分からない。
世界で一番ブログが好きな日本人に、この商品はどれくらいの訴求効果を持っているのだろうか。その結論は、今年の終わりくらいには分かると思う。