2010年03月04日

社会人だけど昼寝をする生活を実践してみた

前に早起きする方法を実践してみて撃沈した後、しばらくの間はちゃんとした睡眠時間をキープする生活を続けていたのだけど、そろそろ喉元も過ぎて熱さもすっかり忘れたので、新たな短眠法を実践してみた。その経過を紹介してみる。

今回挑戦した短眠法は、「昼寝」。

90分間の昼寝は夜の睡眠時間を90分伸ばすよりも効率が良いという話はよく聞く。しかし社会人にとっては昼間は業務の真っ最中。90分間も眠る時間をキープするのは難しい。

そこで、一般的な社会人でも昼寝ができる生活リズムを探ってみた。

もし眠れるとしたら、昼休みしかない。たいていの職場では昼に60分間の休み時間がある。ここを全て睡眠に充てれば、90分とはいかないまでもそれなりのまとまった昼寝時間がキープできる。

しかし昼休みは昼食を採る為の時間。そこを全て眠りに充ててしまったら、食事はどうすれば良いのか。その辺りのジレンマを可能な限り解消しようと試みた結果、こんな生活パターンになった。

尚、下記のパターンは10時出社、19時半終業の場合の生活リズムです。出社時間が違う場合はそれに応じて時間をズラして考えてみてください。

08:30 起床
09:00 通勤
09:40 会社近くに到着
09:45 ナチュラルローソンか珈琲店でそれなりの朝食を確保
09:50 歩きながらそれなりの朝食を済ます
10:00 出社、業務開始
12:00 休憩開始、速攻寝る
12:55 携帯の目覚まし(バイブモード)で起きる
13:00 午後の業務開始
14:00 ちょっと空腹になってくるけど、15時まで我慢
15:00 おやつの時間、カロリーメイトと牛乳を買って適度に空腹を紛らわす
19:30 終業
20:30 帰宅、唯一のちゃんとした食事である夕食を盛大に作る
21:00 スーパーの惣菜、野菜炒め等、十分な品目を確保した食事を採る
22:00 風呂
22:30 プログラム組んだりブログ書いたり
03:30 就寝

このリズムだと、睡眠時間は夜に5時間、昼に55分になるわけだけど、夜に6時間まとめて寝た場合と比べて実に調子が良い。

私はけしてショートスリーパーではないので、6時間睡眠だと徐々に疲れが溜まり、5時間だと1週間継続するだけで限界を感じ、4時間睡眠だと3日が限度になる。ところが昼寝をする生活ペースだと、睡眠時間は計6時間弱でもそれほど疲れを溜め込むことなく済んでいる。

夜は眠くなって寝るというよりは、もう遅いし寝ておくかという気持ちで寝ている。うっかり4時過ぎまで起きていてしまったこともあるが、それでも翌日の業務にはなんの支障も出なかった。

また、22:30〜03:30までの5時間を連続したプライベート時間として確保できる為、家で何か作業をしたい場合には非常に都合が良い。

食事は朝食と夕食を中心に据え、昼食は携帯食を業務時間中に食べる(カロリーメイトならおやつを食べるようなものなので、注意を受ける可能性も少ない)ことでカバーしている。

キーポイントは「昼に落ちれるか」ということ。ただうつぶせになって55分を過ごした場合と、完全に意識を失って睡眠状態に入った場合とでは、やはり効果に差がある。

・耳栓を用意する、又は睡眠に入りやすい音楽を聴く
・すぐに落ちれる程度に寝不足になっておく
・眠りやすいクッションを用意する
・光が気になる人はアイマスクも用意する
・眠りを邪魔された場合はキレることで、再度邪魔が入ることを防ぐ

などの対策を取ることで、より確実に「落ちれる」環境を作ると効果が上がる。特に周囲に「こいつは昼は寝る人間なんだ」という点を理解してもらうことは重要。

昼食を同僚と一緒に採ることは現場のコミュニケーションを円滑に進める上での効果的な手段なので、それを無くしてしまうという点はデメリットとなりえるが、そこは「昼休みに寝てる変な人というキャラ付け」を有効利用したり、昼休み以外の時間のコミュニケーション量を増やすことでカバーしたいところ。


以上、現在送っている昼寝生活に関するまとめでした。この生活がうまく続けば良いのだけど、なんらかの理由で破綻した時は追記したいと思う。