2010年04月07日

【IT用語】ワンライナー

1つの処理を1行のコードで表現しようとする試み。

たった1行でこんなことが出来るという感動と、ソースファイルを置かなくてもコマンドラインで実行出来てしまう手軽さ、そして複雑な処理をできるだけ短く表現することへの喜びなどが合わさって、プログラマを魅惑の世界へと誘う。

Lightweight Languageがどのくらい短い記述で処理を実現できるかを誇示する目的で使用されることもある。「もしこれをC(もしくはJava)で書いたら何行になるか」などの言葉と並べることで効果を強調する場合もある。

自分がひいきにしている言語で素敵なワンライナーを書き、他の言語使いに向けて「おまえが使っている言語では、これを1行で表現するなんて出来ないよな」と挑発する用途で使用することもできる。

挑発された側は「俺の言語でも1行で書けるから」と実践して見せるか、「1行で書く意味が分からない。読み辛いだけだし」といった反論をすることが許されている。

たいていは使い捨ての用途で書くことが多く、意識して保存しておかないといつの間にやら失われて、似たようなコードをまた書き直すことになる。