2010年04月14日

HTML5の対応状況が見れるサイト

こんなサイトを見かけた

The HTML5 Test
http://html5test.com/

HTML5の対応状況をスコアとして出してくれるものらしい。試してみたところ、こんなスコアになった。




Chrome4.1.249118点
Safari4115点
Opera10.51102点
Firefox3.6.3101点
IE819点
IE711点


IEさんのぶっちぎり加減はいつものことなので置いておいて、Safariについて、スイマセン、我が家の環境で実行したわけではありません。ググって出てきた数字を書いてます。だってあの子、仲間を呼ぶから……

他の5ブラウザは我が家のWindows7上(IE7はXP上)で動かしています。

ちなみにFirefox3.7のアルファ版を試してみたら102点でした。1点アップ。まぁ、まだアルファ版だからその辺の実装は進めていないのでせう。

ちなみに160点満点になっているけど、調査対象は160個というわけではなく、3点とか4点とか要素によって点を分けているみたい。

しかし「H.264 codec support」が5点も振られているのはFSF信奉者の身(嘘)としては納得いかない。ここは拡声器を持って「Webに料金所はいらない!」と叫ぶべきだろうか。


ちなみに調べている内容は以下のもののよう。

1. Doctype
html5から簡単になったよね。

2. Canvas
絵描けたりするヤツ。IE9は対応してくれるのかねぇ。

3. Video
動画流すヤツ。Elementに対応していれば20点、エンコードはH.264とOgg Theora、それぞれ5点。

4. Audio
音楽流すヤツ。対応していれば20点。あとはMP3、Ogg、AAC、WAVの4つのエンコードが2点ずつ。Webで標準で使われる技術はフリーであるべきだとおヒゲの宗教家さんが言ってました。

5. Geolocation
位置情報。5点。だいぶ流行る兆しを見せてますな。

6. Storage
データ保存するヤツ。Session StorageとLocal Strageの2つ。各4点ずつ。Client-side Database Storageはどうしたんだろうと思ったら、次のOffline Web Applicationsに入ってた。

7. Offline Web Applications
Googleさんにとっての必須仕様、オフラインWeb。キャッシュとデータベースの2本立て。早くデータベース使えるのが標準になるといいなぁ。Webアプリの概念が変わる。8点と3点。

8. Workers
バックグラウンドで(つまり別スレッドで)動いてくれるヤツ。とても便利。便利だから1つで6点。

9. Section elements
section、nav、article、aside、hgroup、header、fotterといったHTML5から増えたタグのお話。各1点。

10. Grouping content elements
figureとfigcaptionの2つ。各1点。

11. Text-level semantic elements
mark、ruby、rt、rp、timeの5つ。へー、timeってあったんだ。初めて知った。各1点。

12. Forms
HTML5の目玉の1つ、フォーム拡張。27項目をチェックして各1点。けっこう知らない要素がいっぱい。そのうち覚えないとな。

13. User interaction
ドラッグ&ドロップとか、アンドゥとか5つ。計19点。


点数の割り振りによって数値は変わるし、videoタグとaudioタグのフォーマットは決着ついてないことだし、これの点数が良ければ準拠度が高いとは一概には言えないかも。

ただ、10点台と100点台の間に大きな差があるのは確かだと思われる。