GW中、まずまず作業を進められた。進捗自体は最低限という感じだけど、向上心を持ってできたからわりと良かった。
作業にかかる時間は、それをするために許された時間めいっぱいまで広がるという法則がある。
たとえば14ページを10日間で作らなければならない場合で、ざっと書くだけなら5日で終わるとする。ところが、1度書いたものを見直すともう少し手を加えたい思ってしまい、それを繰り返すうちに10日は全て埋まってしまう。
これをパーキンソンの法則と呼ぶ。しかも日程いっぱい使っても、まだ直したい気持ちでいっぱいだ。
Webを支える技術を読み直してみる。何度読んでみても、こんな良い本があるのに俺に何書けっていうんだよという気持ちになる。
書き終わった後に読み比べてみて絶望的な気持ちになったり、Amazonの書評で酷評されているのを見て死にたくなったりするためだろうか。
まぁ、自分の人生なんて振り返ってみたら、失敗の上に恥を何層にも塗り重ねてできてるみたいなものなので、この上に1つや2つ、何かが加わったって大したことじゃないか。
とりあえず、やれるだけのことをやろう。頭ひねって、時間かけて。自分にはそれしか出来ないんだから。
GW中、ずっと作業ばっかしててさすがに疲れたので、今日は知り合いに少し甘えてみる。
私はけっこう甘えが強い人間だと思う。それが分かっているので、できるだけ甘えを見せないように努力はしているつもりなのだけど、まぁ、たまにだったらこんな日があっても良いか。年に1〜2回くらいなら。
但し、それによって自分の行動パターンが正の方に向かう場合に限る。
知り合いから素敵な台詞を紹介された。
「現実を見ろ!俺たちには仮想現実しかないんだぞ!」
ルサンチマンという漫画の中で、とあるモテない男性が発した台詞らしい。実に男らしい台詞だと思う。モテない人間の立場でちゃんと現実を直視すれば、仮想現実しかないという自明の真理にたどりつくというわけである。
私もそろそろ仮想現実を考えた方が良いだろうか。今年に入ってから4人の女性を食事に誘ったのだが、誰1人として発展しなかった。ふぅ。
ルサンチマンの世界ではバーチャルな彼女(AI)が販売されていて、人気を集めているそうな。
バーチャルな彼女というと某ソフトを思いだしたりする。アレには音声認識とかまで付いているらしいのだけど、認識する語句は非常に少なく、言葉を理解して返答をするというレベルはまだまだ遠い。
音声認識とまではいかなくても、Twitter上で話かけると返事をしてくれる彼女型ボットなら、そう遠くない将来にある程度の精度のものが登場しそうだな。もしくはメールを出すと返事をしてくれるプログラムとか。
商業性はあるし、挑戦はしてみたい分野ではある。しかし今年は既にめいっぱい予定が埋まってしまっている。今の本業がクビになれば少しは時間も空くのだけど、なんて物騒なことを考えてしまったり。