先日、知り合いに合コンに着ていく服を選んでもらったのだが、買った服に合うカバンを持っていないことに気づいたので、今日は再度知り合いにお願いして選んでもらうことにした。
どうも私はブランドというものがよく分からない。合コンに持っていくソースを選べと言われれば、気の利いたものも出せると思うのだが。顔文字のように見えるfor文とか、ノーモーションでパソコンの電源を落とすことができるコードとか。あと、Mozcのソースで気の利いた部分を抜き出して持っていけばモテること間違いなしだろう。
まぁ、そんな腐った脳みそをしているので、服に関しては他人に頼るしかない。飯を奢れば喜んで買い物に付き合ってくれる知り合いがいるのはありがたいことだ。
知り合いとは高田馬場で落ち合ったので「シマムラでいい?」と聞いたらとても冷たい目で見られた。「じゃ、ユニクロで」と言おうかと思ったが、殴られそうな気がしたのでやめておいた。
「カジュアルな合コンならポーターが無難でしょ」と言われたので新宿へ移動してマルイに向かう。ポーターという名前は以前から聞かされていた。確かにカジュアルで使いやすそうだったけど、一応他にも見て回るかという話になり、呪文のようなブランド名をした売り場をいくつも回ることになった。
おそらくコンピュータ関連の用語をよく知らない人が、コネクションとかスレッドという言葉を聞いた時と、私がブランド名を延々と聞かされた時の感覚は似ているのではないだろうか。これからは専門用語を使う時はもう少し親切に説明を入れようと思った。
服までブランドで揃えると金もかかるし嫌味なので、洋服は安くていいからセンスの良いものを選び、カバン、靴、財布などの小物をブランドで攻めてアピールポイントにするのが知り合いの主義らしい。確かに服までこんな店で買っていたら、スペックの良いパソコンを買うお金がなくなってしまうので困る。
最終的にキャサリン・ハムネット(家に帰るまでずっとキャサリン・ハム「レ」ットだと思っていた。Googleで検索したら「もしかして?」とか言われて少し腹が立った)のカバンを購入した。あと、財布がだいぶボロボロになっていたので、カルバン・クライン(さすがにこれくらいは知っていた)の財布を購入。
計、2万5千円。この買物で2万5千円なら安い方らしい。金銭感覚が良く分からない。ポメラのDM20と同じくらいの価格だということは分かるのだが。
帰り道、文具屋にマメモが売っていたので思わず購入する。家に帰ってからはカバンも財布もそっちのけで、マメモを触っていた。救いようがないなと思った。