2010年10月29日

日記的なもの

うちの分散サーバをパワーアップさせようと思う。

用途は主にLuceneとHBase。あとはCouchかMongoで遊んでみたくもある。このへんを自宅で使う時はメモリとアイドル時の省電力が命だようなぁということで、2台ほどそれっぽいマシンの購入を検討中。

消費電力と言えばAtomということで探してみると、D510にはDDR2で8GB積めるマザーもあるっぽい。でもDDR2の4GB×2枚は値段が高い。DDR3で8GB積めるのは出るだろうか。D525ならそのうち出そうな気がするので、出たら買おう。

というわけで、今回はAthlonの605eか615e(TDP45Wの4コア)あたりを試してみようと思う。一世代前の605eは1万円切った値段で売っているので4コアにしては程よい値段。BTOで605e使ってる製品探してみたけどあまり見当たらない。やはり自作した方が良いか。メモリを16GB載せるとすると、CPU+マザボ+箱で3万円、メモリが3万円、HDDが1万円ってとこだから7万円くらいで組めるだろう。たぶん。

2台で14万円也。高いけどこれ使ってかっこいいプログラム組んで成果出せば十分にペイできるはずなので、OKってことで。なんのために働いているのか。それは成果を出すためだ。たぶん。

HDDをどれだけ搭載するかもけっこう考えもの。Luceneは1台で1000万(10M)ドキュメントくらいまで扱えると書いてあった。確かに1億件超えるレコードを投入したら検索に少し時間がかかるようにはなった。いや、検索というよりはストアしているデータを読み出すのに時間がかかかっているといった方が良いか。サイズ10Kのドキュメントが1000万件だとすると、100G。サイズ的にはレプリカ持ち合っても余裕すぎる単位。となるとHDDは1TBで余裕って感じだろうか。まぁ、データのバックアップとかも考えれば多めに載せておいて損はないし、容量あたりの単価が一番安いのを買っておくかな。



何らかのメーリングリストを購読していたけど途中で受け取るのをやめたくなった場合、購読停止の措置を取ろうとする。でも、購読停止画面にたどり着くまでのフローが面倒臭かったり、パスワードを忘れてしまったりしていると、購読停止をする気力が沸かず、アドレスを拒否リストに入れてしまうことがある。

でも、そうするとそのメールは今後も発信され続けるわけで、地球環境的に優しくないよねということになる。

購読停止したいメールアドレスからメールが来た場合はサーバに「そんなメールアドレス存在しないよ」を返してもらうって対応にすれば、メール配信側が「アドレスなくなったみたいだから、配信リストから削除しよう」ということを自動でやってくれるかもしれない。そういう対応なら楽で良いかもと思った。



前に経済の勉強をする過程で政治の勉強もちょっとしてたんだけど、政治は難しいなぁと思う。

せめて結果の数値化手法だけでももう少しまともに発達してくれないものだろうか。評価基準が発達しないで、どうやって正しい選択を行える率が増えるというのか。因果関係もわからない成果を、どうやって評価すればいいのか。

経済であれば競争が激しいから評価手法も発展もするけど、政治は競争が少ない。うちの地域の方が税金が安くて福祉が手厚いですよ、みたいな競争がそれほど熾烈に行われているわけではない。国政なんてどっちが優れているかと競おうにも実行しているのは1つの集団だけ。成果を比較する方法がまったくなく、人の心を惹きつける方法に優れた方が勝つことになる。

公正な競争が起こることって、大切だなぁ。それは労働市場にも言えることだと思うけど。



私は人種差別的発言というのがあまり好きじゃない。どのくらい好きじゃないかというと、血液型性格診断くらい好きじゃない。あなたはO型だから大雑把な性格ですね。あなたは日本人だからNOと言えないタイプですね。

つまり全体の傾向を個に適用するという行為があまり好きじゃないのだろう。あなたは関西人だから薄味好みですね。あなたは最近の若者だから消費をあまりしないですね。

しかしなぜ私はそれが嫌いなのだろう。全体は個の集合であり、全体の特性とは個の平均を指す。もしあなたが全体の中央値に近い位置に入れば、その集合に当てはめられることに違和感はないかもしれないけど、中央値を取る人間というのは実は少数派だったりする。

であれば、集合の特性を持って相手を判断すれば大半はハズレることになる。へー、○○さんってB型なんだ。意外だね。

私は森よりも木を大切だと思っていて、木を見ずに森を見るような行為は失礼に当たると、そんなふうに感じているフシがある。集合の特性を見るというのも時として必要な行為ではあるんだけどね。最近の子供向けの服は緑を基調としたものが好かれる傾向にあるようです。

などと書きつつ、実際は理屈とか関係なく、自分が群れるのが嫌いだから、群れを見るという行為に対しても好きになれない感情があるって、それだけの話かもしれない。どうもグループに所属するってのは苦手だ。だからこの歳になっても自営業なんかでフラフラしている。



以前、気に入ったと書いた漫画の続き(6〜7巻)を読む。読み始めた当初は違う雑誌で掲載されてれば良かったのにと思っていたけど、実はこの雑誌で良かったんじゃないかという気もしてきた。女の子が1人で癇癪を起こすシーンを克明に10ページに渡って描写するなんて、一般的な雑誌ではなかなかできない。

しっかし、この描写うまくできてるなぁ。こんなに良い癇癪の描写は初めて見た。いや、癇癪の描写ってもの自体あまり見ることがあるものじゃないけどさ。