2010年11月18日

我が家のScala IDE for Eclipseの設定(Fedora14)

Scala IDE for Eclipseを使っている。OSはFedora14。Windows版はほとんど触ってないのでわからない。

この子がけっこう重い。Phenomで動かしてもCore i7で動かしても重い。JVMにメモリを2GB割り当てても重い。

なので重さが緩和されるように以下の設定をしている。



1. コード補完(コンテンツアシスタント)は重いので諦める

自分の家の環境だけかもしれないけど、コード保管を使うと定期的にFull GCが起きている気がしたので以下の方法で止めた。

Window → Preferences → Java → Editor → Content Assist
付いているチェックを全部外す


2. 自動ビルドは重くなるので諦める

デフォルトだとファイルを保存するたびに自動でビルドが走る。これも重いので止めた。ビルドする際は明示的にCtrl+Bでビルドする。

Window → Preferences → General → Workspace
Build automaticallyのチェックを外す

これでEclipseはただのコードの色分けとビルドをするだけのツールと化す。その代わり動作は随分と軽くなる。

そこまでしてEclipseを使う意味があるのかと言われると、まぁ、リファクタリングツールとか宣言へのジャンプは使えるし、JD-Eclipseも使えるしってことで。

できればimportの自動追加だけでもやってくれると助かるのだけど、うちの環境だとその辺の機能は動いてくれてない。



おまけ

コマンドラインでScalaを実行したい時は適当に書いたシェルを使ってる。適当過ぎるので一般的には参考にならないと思うけど、後で自分が使いそうな気がするので貼っておく。


#!/bin/sh

# 依存関係のあるjarファイルが置いてあるディレクトリをここに指定
LIBDIR=lib

# classファイルが配置されたディレクトリをCLASSPATHに指定
CLASSPATH=bin

# LIBDIR配下をCLASSPATHに指定
files=(`ls -1 $LIBDIR | grep \.jar`)
for file in ${files[@]}
do
  CLASSPATH=$CLASSPATH:$LIBDIR/$file
done

# CLASSPATHの出力
export CLASSPATH

# Scalaの呼び出し
/usr/local/scala/bin/scala $@



余談

Actor使ってCore i7で動かしたらCPU使用率700%を超えた。かっけー。