2011年01月23日

Fedoraでlzhファイルを解凍する

久々にlzhファイルを受け取ってしまった。Fedoraはデフォルトでは解凍ソフトが入っていない。

下記URLに「Fedora core 5までは、ライブラリがあったそうですが、ライセンスの関係でそれ以降のバージョンからは、削除されているみたいです」と書いてあった。
http://kimamahitori.blog.shinobi.jp/Entry/29/

あと、lzh形式はウィルス対策ソフトが頑張ってくれないから使わない方が良いよ的な呼びかけが、UNLHA32.DLLの作者さんによってされていたりする。
http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20100607_372729.html

そんなわけでこれから関わることは減り続けるはずだけど(現に減っているけど)、とはいえ日本で仕事をしているとこの形式と出くわすこともまだあるらしい。まことに遺憾ながら、一般的にはbz2や7zを送りつけるよりはlzhを送った方がよほど親切だったりする。まぁ、zipで送ればいいわけだけど。


Ubuntuの場合はapt-getで入れられるらしい

$ sudo apt-get install lha

あとはlha e hoge.lzhのように打てばOK。

しかしFedoraではsudo yum install lhaとやってもエラーになる。じゃ、LHa for UNIXを手動で入れようということで。

LHa for UNIXのダウンロード先
http://sourceforge.jp/projects/lha/

ダウンロードしたらあとは代わり映えしないインストール手順を実行する。なんか/usr/binに入って欲しくない気がしたので適当なディレクトリに入れてやった。

$ tar xzvf lha-1.14i-ac20050924p1.tar.gz
$ cd lha-1.14i-ac20050924p1
$ ./configure --prefix=適当なパス
$ make
$ sudo make install


あとはコマンドを打つだけ。解凍する場合の引数はeかx。

$ cd 適当なパス/bin
$ lha e 解凍したいファイル

使うことはないだろうけど、圧縮する場合はc。

$ lha c hoge.lzh hoge


2度とこれを使わないで済みますように、と。