今回は「別れたい系プログラマにならないために頑張った記録」という副題でいってみよう。
「彼氏がSubversion使ってた。別れたい」と言われないように我が家のバージョン管理システムをgitに変える。Subversionで不足は感じてないんだけど、最近の若い子は流行り廃りに敏感らしいから、おじさん頑張った。
前からちょこちょことは試していたのだけど、pullしたりpushするのはそれなりに心地いい。でも、仕事でもプライベートでも1人でコードを書き続けている自分にとっては、活躍する機会が少ない機能だったりもする。
そういえばだいぶ前にgithubのアカウント取ったまま使ってないな。自前のサーバにリポジトリ作ってるから特に必要じゃないんだけど、たまには変なコードでも置いてみるかな。
「彼氏がLike検索してた。別れたい」と言われないようにSolrの勉強をする。もし相方が検索時間が1秒以上かかるLIKE検索を平気で流してたら、確かに別れたくもなるだろうし、離婚原因としても十分な正当性が認められることだろう。
前にちょこっと試したことはあったんだけど、その時は生Luceneの方がいいなという判断になった。ところが今年リリースされた3.1がかなり魅力的だったので、すっかりSolrjでEmbeddedSolrServerでいいや的な気持ちになってしまった。この子は独り身の私にも優しい子だと思う。
って書いてるうちにSolr3.2が出ていた。Luceneと足並みを合わせてくれてるようになったのはとても嬉しい。しかしLukeの3.2はまだ来てないようだ。ソース落とせば割と簡単に3.2対応もできるような気もするけど、そのうち来るだろうから待っていよう。
「彼氏のTwitterアイコンがタマゴだった。別れたい」と言われないように、知り合いにロゴの作成を依頼することにした。
こういう時、頼れる知り合いがいるというのは助かる。2〜3年前に「人脈を作ろう」をテーマにしていたことがあった。やっていた時は疲れたし、2度とやりたいとは思わない。でも、仕事として誰かに何かを頼みたいと思った時に、無理をすれば相応の人材を確保できるなという実感はある。
人脈作りで一番大事なのは、一度でいいから相手と仕事をすること。小さな仕事でいい。こちらが払う側でもいいし、相手が払う側でもいい。一度、金銭の授受があるやり取りをする。そこで相手に好印象を残しておけば、ただの知り合いとはまったく違った信頼感が醸成できる。
「彼氏がCentOS使ってた。別れたい」と言われないように、さくらのVPSのOSをUbuntuに変えたりした。まぁ、CentOSのことを悪く言うような女性が居たら、こっちから願い下げなわけだけど。
さくらのVPSはgitとか自分用Mavenレポジトリとかで使っている。年額10,780円(月900円弱)で好きにできるサーバが持てるってのはありがたいことだと思う。自宅で2万円のノートでサーバを立てて電気代が月額500円だったとしても、ノートの寿命などを考えるとランニングコストは良い勝負。耐障害性や固定IPなんかを考えるとこっちのが良い。スペックや自由度を考えると自前の方がいいけど。
「彼氏がScalaで生SQL書いてた。別れたい」と言われないように、LiftのO/Rマッパーを手軽に使えるようになってみる。
うん、おかしな選択だね。単純にSQLを実行したいだけなら、もっと他の選択肢があると思う。Lift勉強中なのと、lift-mapperは単品でmainから使うのも簡単だったので。
ついでに最近はLiftよりもPlayが正解かなぁとも思っている。Scalaの立ち位置と、それに付随するユーザの取り込みやすさという部分で。
けど、ViewFirstってものに対してもう少し感触を得ておきたいなぁという願望から、ずるずるとLift中。まぁ、Playはすぐに覚えられるだろうとたかを括っているところもある。ホントに覚えられるかどうかは、やってみないと分からないけど。
他にも「彼氏がScalaでMaven使ってた。別れたい」という事案が残ってるけど、jetty-runした時の安定性はそろそろ良い感じになってるだろうか。前に使った時は割と不安定だったので投げ捨ててしまった。
「彼氏がIPv4使ってた。別れたい」というのもある。世界IPv6祭りにも出遅れてしまった。せめてAAAAレコードくらいは追加してみようと思う。そのうち。
手元のメモには、LevelDB(というかIndexedDB)とかWebSocketも触りたい対象に入ってるけど、この辺は4大ブラウザ(Opera, Firefox, Chrome, Safari)が落ち着いて実績も出るようになってからにしよう。
というわけで、今日も別れたい系プログラマにならないよう頑張っている。
毎晩遅くに家に帰ってきた上に、帰宅と同時にパソコンの電源を入れてこんなことをやっているヤツの方が、よほど「別れたい」タイプの人間な気もするけど、きっと気のせいなので気にしない。