実はWii Uには個人的にぐっときている。アレが流行ると家庭用ゲーム機だけじゃなく、その他のデバイスにも影響が出る可能性がある。
基本的には、手元のバーチャルによって、大画面のバーチャルが操作できるという構成。この手元のバーチャルをスマートフォンに置き換えると、いろいろと楽しい妄想ができる。
一番期待したいのは、開発者とプレイヤーの中で手元と大画面という2つのディスプレイを使ったゲームのノウハウが溜ること。技術的に可能ですよという話ではなく、実運用によって得られたノウハウという点が何よりもありがたい。
もしかしたら将来、あのコントローラっぽいPCデバイスが当たり前になることだってあるかもしれない。iPadでMacを操作とか試している人がいるくらいだし。
世の中にはステロイドとプロテインの区別がつかない人がいる。
世の中には大麻と覚せい剤の区別がつかない人がいる。
世の中にはMicrosoftとAppleの区別がつかない人がいる。
これは別におかしなことではなくて、自分だってヴィオラとバイオリンの区別はつかないし、X-Girlとヒステリックグラマーの区別もつかないし、蒼井優と蒼井そらの区別だってできない。
しっかりと自分のことを見てみると、世間では常識的とされている知識の多くが自分の中では欠けていることが分かる。
人間、それぞれ得手不得手があって、GroovyとScalaの区別がつく人なんてそんなにたくさんいらないし、HBaseとMongoDBを用途に応じて適切に選択できる人だって日本に数百人もいればたぶん足りる。
世の中の全てに詳しくなることはできないし、適切な数の人がそれを理解していれば世の中は回っていくので、それはそれで良いことなんだと思う。
ただ「それを知らないのに、それに対して影響力を持ちたがる人、意見を言いたがる人」がいると、誤った情報や決定が行われてしまうことになる。
ブログとかを書く時は、その辺の間違いを犯さないように気をつけたいところ。
人は立場に応じて視点が変わる。社長は社長の、部長は部長の、平社員は平社員の視点でものを見る。
立場が偉くなると人は変わってしまうというけど、人自体が変わるわけではない。見えてるものが変わるだけ。
会社の全貌が広く浅く見える場所にいる人間と、会社の局所的な詳細が見える場所にいる人間とが同じ判断をするなんてことはなかなかない。
人間は、自分が何が見えてないかを認識することはできない。「あの人、見えてないなぁ」と思った時、それは「その人と視点が違う」状態であることを意味する。もしかしたら見えてないのは自分の方だってこともある。
多くのものが見える状態にいれば、判断を誤る可能性は減る。だから視点は常に広く保ちたい。
自営業者というのはけっこう中途半端な立ち位置だから、ある意味、いろんな視点は持ちやすい。けど、それらはどこか本質から若干はずれた認識でもある。
相方の携帯を見るというのは、けっこう一般的な行為らしい。
調べたところ、携帯を覗き見る行為は刑法に引っかかることはなく、民事でも大した額にならないらしい。
法律的に保護されないプライバシー情報と言っても良い。まぁ、自分の場合は見ようとする相手もいなければ見られて困る情報も入ってないので何の問題もないわけだが。
脆弱性を臆面もなくさらけ出すソフトウェアをサイバーノーガード戦法と呼ぶことがある。それに対抗して、ろくにプライベートの付き合いが存在しない状態を、サイバーノープライベート戦法と呼ぶことにしよう。
あと、どのみち本名でTwitterとかしてるので多少個人情報が漏えいしても何の問題もない状態を、サイバーノープライバシー戦法と呼ぶことにしよう。