2011年07月20日

日記的なもの

周囲が1つの話題で盛り上がっている場合、人間は大きく分けて4つの態度を示す。

1. 自ら率先して盛り上がりに参加する
2. 周囲に流されて盛り上がりに参加する
3. 盛り上がりに参加する人を斜に構えた態度で論評する
4. まったくの無関心

周囲が1つの話題で盛り上がった場合、群れを構成する生き物はそこに参加しないと阻害感を受ける場合がある。

そのため盛り上がりが大きくなればなるほど、多くの人は1か2の態度を取るようになる。

また「私は盛り上がりに参加しない」という態度を強く示すことによる盛り上がり参加という、逆説的な手法を取る人も多く見られる。

たとえば私が書いているこの文章自体も、盛り上がりに対する参加の一形態であると言える。



子供に伝えるのに最適な逸話ってなんだろうなぁと考えてみる。自分はThe Man In the Arenaが好きだ。

どんな条件であれ、アリーナに立つことは立派なことだし、そこに立てるようになりたいものだ。

そしてそこに立てなかったとしても、アリーナに立つ人を酷評して自分をいっとう立派な人間だと勘違いするような真似は、間違ってもしたくないものだ。

というわけで、今日も筋トレ。どこのアリーナに立つ気なのかは知らないけど。



先週は擬似家族の病状が悪化したので、付き添いをしたり、気分が落ち込まないように励ましたりする。人を幸せにするという行為は、1つの免罪符だと思う。

その過程で、自分がコミュニケーションにおいてどれだけその人に依存しているかを理解する。

話をする回数や時間はそれほどでもないのだけど、現状では自分の群れ意識の多くが、その人単体に向かってしまっている。

もしこの依存を失った場合に、自分の行動やモチベーションにどういった変化が起こるかは、非常に興味深い。

年もとったし、意外と隠者的な生活も楽しめるのか。それとも予想以上の喪失を味わうのか。

おそらく行動への意欲が大きく減退して慌てるんじゃないかと思っている。あと、たぶん何回か泣くだろうな。



ブログやTwitterによる求人って効果あるのかなぁと思って、期間限定で試してみた。

今のところは知り合いからの冷やかしが2つ来たくらい。

今回は反響が起こると困るという事情もあったので、反応が薄くなるように狭いラインを狙った。結果を見る限りだと少し狭すぎたようなので、今後は範囲を広げつつボチボチそういうオーラを出していく予定。

ソーシャルにおける情報の伝播っていうのは非常に読みにくいところがあるので、警戒はし過ぎても足りることはない。難しいものだ。

とりあえず腕に自信のある人なら誰でもいいよ、と。言語やソフトウェアは問わないよ、と。もちろんScala使ってもいいよ、と。Twitterでもメールフォームでもいいから、連絡くださいね、と。



ここのところ自分の中で、明らかなモチベーション低下が見られる。

心当たりはいくつかあるけど、まぁ、こういうのは食事とか睡眠とかを改善すればたいていなんとかなるものだ。

そしてそれでも解消されない場合は、実は夏バテしていただけだったというオチだったりする場合もある。

仕方ないのでプログラム以外の方面に逃避をしている。

手塚治虫は複数の作品を並行で書くのが好きだったらしい。1つの方向性で書いていると欲求不満になるので、もう1つの作品にそれをぶつけるみたいな。

ここ1年くらいはずっと狙った方向性に没頭していたので忘れていたけど、自分にとってプラスになる逃避先を用意しておくのも大切だよなと再認識する。