平日に予定外の休みが取れたので高尾山へ行ってみる。
新宿から電車で約1時間。標高も低く人通りも多い為、特に準備も必要なくふらっと行ける。
どの程度準備が必要ないかというと、山頂にショートパンツでローヒールの女性を見かけるくらい(さすがにそのかっこうはどうかと思う)。
ケーブルカーで中腹まで行けば山頂までは30〜40分といったところ。道も舗装されており、業者の車とすれ違うこともある。人通りも多く道に迷う心配もない。
「それでは山に来た気がしないだろ」という人は、60分〜90分くらいかけて登るようなちゃんとした山道を選ぶこともできる。
私は当日、朝11時に起床して13時40分頃に高尾に到着するというゆったりしたスケジュールで向かった。
普通は高尾山口で降りるところだけど、それでは歩き足りないだろうということで高尾から道に迷いながらぶらぶらと登山ルートの入り口を目指す。15時にようやく高尾山口駅に到着。(普通は40分もあれば着くはずなのだけど、一度間違えて真逆の方にある狭間駅まで行ってしまった)
当初の予定では稲荷山ルートを行くつもりだったが、入る場所が分からず2番目の候補だった6号路を行くことに。木に囲まれた山らしい山道を登るコースで、上りは90分かかると書いてあったけど、川の水を触ったり滝を見たりとブラブラしても60分で山頂に到着した。女性やご老人の登山者も多かったので、そうした人に配慮した数字が書いてあるのかもしれない。
山頂には売店やら自販機やらが立ち並んでいる。繁忙期を外れているせいか時間が遅かったせいか、売店はほとんど閉まってしまっていたけど。
10分ほど景色を見てから(景色にはあまり興味がない。私は歩きたいんだ)、人通りが多そうな1号路から下山。6号路はちゃんとした装備の登山者が多かったけど、1号路はTシャツとか短パンとかゆるい格好が目立つ。道も舗装されていて、神社を見学しながら降りるような道になっている。
30分かからずに中腹にあるケーブルカーの駅に到着。すぐそばに2時間飲み放題食べ放題のバイキングがあった。並んでいる人もいて、けっこう繁盛しているようだ。
まだ日が沈むまでには間があったので、ケーブルカーは使わず歩いて下山。高尾山口駅に向かうつもりだったが、途中で高尾駅に向かう山道を見かけたのでそちらに入ってみる。その道はいささか急で、使う人も少ないようで誰ともすれ違わなかった。
17時半頃に甲州街道に出て、17時50分には高尾駅到着。休憩時間を抜くと、ちょうど4時間程歩いたことになる。11時に起きてうだうだと家を出たにも関わらず、それなりに歩き疲れることができるというのはありがたい。
次回は休日の高尾山を見てみたい。繁忙期はかなり混み合うらしいが、この時期はどうだろうか。稲荷山コースと4号路も歩いてみたい。