先日、MWさんを売り出す告知を出しましたが、ご好評につき完売致しました。ありがとうございます。
ブログで告知した翌日に連絡があり、仕事内容もこちらがやりたいと思っていたことそのものだったので、交渉の後に合意という流れになりました。
今回の教訓。
「ブログは書いておくもんだ」
過去数年間に渡って、勉強したことをちまちま書き残してきたお陰で、簡単に自己アピール記事を書いて、そこにこれまで書いたものへのリンクをベタベタ貼り付けるだけで、それなりに見栄えのする売り出し記事が書けました。所要時間、2時間です。
単に「こんなことができます」とか「こんなことをしてきました」と自己申告するだけでなく、ソースも含めて開示できることは、高い訴求効果があると考えられます。
ブログよりもオープンソースでの寄与の方がより効果は高いかもしれませんが、私の場合、家に帰ってまで他人と関わりたくない派なので、1人でソースを読み書きする日々が続いています。
今回の件で、残念だったこともあります。個人的には、今回の試みはもう少し苦戦すると考えていました。
仕事内容をかなり絞っていましたし、金額も普段と同額を希望していました。その為、オファーを出せる企業は以下に限定されていました。
・現在、エンジニアを募集していること
・仕事内容がマッチすること
・金額が満たせること
・ブログでの募集に反応できるフットワークの軽い企業であること
こうした条件を満たさないといけないので、まずオファーを出せる企業の数が少ない。大きい会社だと欲しいと思っても商流やら内部規定の問題で手が出せません。その手の仕事をしている会社で、小回りが利いて、金額が出せて、と考えると母数はかなり少なくなります。
そうした案件を持つ人の目に触れる確率を上げる為には、いろんな手を打たないといけません。実は2ヶ月前から細々とその為の準備を始めていました。それらを使う前に決まってしまったので、準備したものが無駄になってしまった気持ちになり、残念に思えてしまったわけです。
せっかくなのでどういった戦略を持っていたのかを説明すると、「広い範囲へのアピール」と「狭い範囲へのアピール」の2点を考えていました。
具体的には、WebGLを使ったウケの取れるコンテンツを作成することで、広い範囲で人を集め、そこで自身を売りに出していることを宣伝する。また、以前から少し研究していた要素の位置関係を利用したWebからの本文抽出を実演して、ピンポイントで人を集めて売り出すことも考えていました。
この辺を11月に時間が取れるようになってからやっていこうと準備を進めていたわけですが、今回は御蔵入りになってしまい、さて、用意したものは次回使う為に取っておくか、それとも別途何かの機会で使おうかと、悩んでいるところです。
フリーの人間は売り方次第で、自分の値段が年50万くらいは簡単に変わってきてしまうので、いろいろ手は尽くしておきたいところです。しかし売上が増え過ぎて1000万以上になると消費税課税対象事業者になって面倒なので、収入、営業、仕事内容、作業時間、趣味、研究などをどう調整するかは、難しいところでもあります。